前回のブログで保健所への持ち込みについて
少し触れましたが、愛知県が犬猫の殺処分数
(嫌な言葉ですね…)
ワーストワンなのはご存知でしょうか?
名古屋市だけでも、去年
「犬 204頭」
「猫 4317匹」 殺処分されました。。。
犬の場合、殆どが飼い主による持ち込みです。
「引越すから」「病気になったから」「年を取ったから」
「噛んで手に負えないから」 etc.
全て飼い主の勝手な都合で!です。
まるで壊れたオモチャを捨てるような感覚で…
猫の場合4317匹のうち、4000匹が自活不能猫です。
(自活不能猫=産まれたばかりの子猫)
これは野良猫の避妊去勢で簡単に防ぐ事が出来ます。
可哀想だからと安易に餌を与えるなら、保護して避妊去勢手術を受けさせるべきです。
飼い猫も、避妊去勢は当たり前ですが是非とも「絶対室内飼い」にすべきです。
(猫の場合 「室内飼い=基本は室内だが散歩に出す」
「絶対室内飼い=完全に室内飼育」
このように区別されています)
殺処分ですがどのように行われているかご存知でしょうか?
殺処分予定の犬(猫)が入れられている部屋の壁が動いて部屋を狭めます。
隅に追い詰められた犬(猫)達は開けられた通路に逃げ込みます。
その通路の先には窓の付いた鉄製の小部屋があります。
そこにギュウギュウ詰めに押し込められ小屋の扉が閉められます。
二酸化炭素のガスが送り込まれ、何分もの間、もがき苦しみ死んで行くのです…
窓からその様子が見て取れます…
去年、全国で
「犬 64061頭」
「猫 165771匹」 『229832の命』がこのような惨い殺され方をしたのです。
『229832』 これをただの数字とみるか『命』と受け止めるか…
全てが人間の身勝手の理由が作りだした『229832』なのです。
その命を救う努力が出来るのも人間なのです。
熊本県では、殺処分0を目指し努力して去年結果を出しました。
全国でも「殺処分0」になる事を、切に切に願います。
彼らには何の罪もないのです。
保健所や動物愛護センターに持ち込む奴らに言いたい!
「引き取り料2000円支払うその手でガス室のボタンが押せますか?」
「窓から目を逸らさずに一分始終見届けられますか?」
これを最後まで読んで下さったあなたも、今一度、日々失われていく命に付いて考えて下さい。