前回のブログで少し触れたパセリの
仔犬ちゃんの1頭の女の子♡
産まれた時の体重は「60g」有るか無いか!
仮死状態で産まれたかのように動きも弱く…
「助からないな… 」 そう思いました。。。
「でも、今生きてるっ!諦められないっ!!」
次の子が産まれるのを待っている間にも見る見る体温が下がっていきます…
身体をタオルで擦りながらペットヒーターと毛布の用意です。
「初乳」を飲ませる事より体温を上げる事の方が大切です。
ペットヒーターの高温面に仔犬を乗せ、毛布を被せ、カゴ自体も毛布で包みます。
外は真夏の暑さでも(この日は七夕で晴天
でした!)これ程にしてようやく「冷たい」から「低体温」程度…
お産の最中でも目が離せません!
合間合間に毛布で身体を擦ってやります。
この時から、この仔中心の生活が始まりました。。。
トイ・プードルの場合、今までの経験から誕生時の体重が100gを切るとかなり生存率が下がります。
ましてや、この仔は60g…
他の姉弟の半分しかありません…
「生きていて欲しい」 それだけです。
とにかく保温に気を使い、2時間おきに1ccの人工保育から始めました。
母乳に吸いつく力が無いので、ミルクを直接胃の中に送り込みます。
下痢をさせたら最後(死)なので、うんちと睨めっこしながら
「1ccから2cc」「2時間置きから3時間置き」
その時の体調に合わせて微調整です。
『1週間』が勝負です!
仕事中にも何度も様子を見、気を配りながら1週間を超え…
体重も3日目を過ぎたあたりから2~3g単位で少しずつ増え、11日目には100g!
そして、2週間目の今日には110gになりました! (〃∇〃v)ィェィ♪.
とうとうこの仔は「生き延びた」のです! v(≧∇≦)v イェェ~イ♪
授乳間隔も4時間置きになり、まだまだ注意が必要ですが、少し息抜きの時間が取れるようになった今、この2週間を振り返ると「たった60gで産まれたこの仔が生きている」のは「奇跡」に近いと思えるのです。。。
*授乳セット*
姐弟と共にあと数日で目も開く事でしょう (^ー^)
この仔の目に何が写るのか、どんな仔に育つのか…
元気一杯に育つよう、みなさんも見守ってやって下さいな♪ (゜∇^*)v⌒☆